近年、フルーツサンドが話題になっているそうです。フルーツサンド自体は昭和の一時期流行した「フルーツパーラー」のメニューにも入っていたと言われるくらいで比較的昔からあったようです。ここ最近は見た目のインパクトから「インスタ映え」ということと、生クリームなど生ものなので日持ちせず、お土産にしづらい、通販もされていない、ということでお店オリジナルのフルーツサンドは直接行って買わないとならない、という希少性も受けているようです。
このフルーツサンドですが、様々なフルーツを使ったりいろいろな並べ方をしたりしていても、パンは食パン、クリームは白い生クリームというのが定番のようです。
食パンの生地はベースの色が比較的白いため、各色の色合いが鮮やかにでました。今回のパンは着色した際の見本として試作したためいずれも濃い色付けになっていますが、オレンジであればメロン系、黄色であればバナナやレモン系など、それぞれ野菜や果物をイメージさせるような商品もできるのではないでしょうか。
<蒸しパン>
薄力粉 4.3kg
ベーキングパウダー 0.2kg
砂糖 1.0kg
菜種油 1.3kg
牛乳 3.7L
色素(下表参照)
<色素>
※色素濃度は薄力粉に対して
ベニコウジ色素 | ニチノーカラー MNS-R | 30g(0.7%) |
トウガラシ色素 | ニチノーカラー PE-10 | 13g(0.3%) |
クチナシ黄色素 | ニチノーカラー YN-30 | 11g(0.25%) |
ベニコウジ黄色素 クチナシ青色素 |
ニチノーカラー GM-76 | 43g(1.0%) |
クチナシ青色素 | ニチノーカラー BLUE-B150 | 11g(0.25%) |
クチナシ赤色素 | ニチノーカラー クチナシR-50LB | 17g(0.4%) |
<作り方>
① 薄力粉とベーキングパウダー、砂糖を先に混ぜる。
② 菜種油を加え、更に牛乳に溶いた各色素を加える。
③ だまがなくなるまでよく混ぜ、型に入れる。
④ 中火で蒸す。
⑤ 冷めたら縁を切り落として成型する(フルーツサンドにする場合)